どんな精神科医を選べばいいの? #早稲田メンタルクリニック #精神科医 #益田裕介

内科
1:内科@病院2024.01.16(Tue)

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良い内科の病院の見つけ方

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内科 見つけ方 自分が気にしていることと、医師側が必要な情報はしばしば異なりますので、想定外の質問が来るかもしれません。その際はしっかり返答するようにしましょう

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内科 見つけ方 比較的軽度な症状を示す患者さんや、慢性的な疾患で自宅療養などをしている患者さんを主に診療するクリニックとは対照的ですね。規模の大きな病院では複数の診療科目を設けているところも多くありますが、病院によって得意とする診療分野が異なっていることも珍しくありません。また、一般的な病院では治療が難しい疾患に対する医療を提供している「特定機能病院」や、地域に根差した医療に取り組む「地域医療支援病院」など、それぞれの病院が持っている機能が異なることも把握しておきましょう

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内科 見つけ方 最近、注意するべきは、医師の顔写真が載っていないサイトです。

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内科 見つけ方 できれば紙に書くなどして、話す順番まで考えておくと、スムーズに伝えられます。

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02:02 ガイドラインに沿って治療している
07:23 診断について
12:10 良い医者とは

本日は「精神科医の実力?」というテーマでお話ししようと思います。

コメント欄で見たりよく聞かれることでもあるのですが、「どういう先生がいいんですか」、「先生のお勧めのドクターって誰ですか」など聞かれます。
これは結構迷うというか、よくわかりません。

よくわからないというか、あまり僕が精神科医の知り合いが多くいないというのもあるのですが、やはり診察室は密室なので、どんな診療をしているのかというのはわからないのです。

人あたりがいい人とか、日常生活で一緒に喋ったりしている中で、気のいい人がすごく診療が上手いわけでもなければ、この人ちょっとイケてないなという人が診療が下手なわけでもないのです。

一見ダメな人、僕もそうですけど、ダメな人の方が相手の気持ちがわかるというか、勘どころが良かったりすることもあります。
逆に爽やかでイケメンで、車の営業とかしたらトップ取れるんじゃないかみたいな精神科医の先生もいるんですよね。
精神科じゃなくて、もっと内科とか、外科とか、循環器とかの先生になったら良いんじゃないかなみたいな、我々のような精神科医で良いんですかみたいな人がいるのです。
でもそういう人が良いかというと、意外とそうでもなかったりするのが精神科なんですね。

とは言っても、ある程度実力というか、目安はわかります。
その話をしようと思います。

■ガイドラインに沿って治療している

最低限このラインは超えましょう、というのがあります。
標準的な医療をしなければいけないので、医者によって差があってはいけないのです。
精神科は曖昧ですし、医師ごとに全然違う治療をするのではないかと思いがちですが、そうでなくやはりガイドラインがあります。

 です。
ガイドラインがあり、それに基づいて治療をしているという感じです。

・操作的診断
一番大丈夫かなと思うのは、診断です。
診断に関しても「操作的な診断」というやり方をすることで、どんなドクターが診療しても同じような結果が出るようなやり方をしています。

操作的な診断というのは何かというと、5個の項目のうち3つ当てはまると「うつ病」、この10個の項目のうち7つ当てはまると「発達障害」、というようなものです。
そういうチェックリストを埋めていって診断することを「操作的診断」と言うのですが、そういうやり方をしているので、基本的にはそれほど医者ごとに診断の差が出ないようになっています。

「5個中3つ」とか「10個中7つ」という曖昧な診断で良いのか、ぴったり一致しないものを同じ病気と言って良いのか疑問に思いますよね。
ただ、そういうものもあります。

それは家族を分類するのに似ています。
僕らがよその家を見たときに、あの子は親子だなとわかる時がありますよね。
顔が似ている親子とか、あの子とあの子は兄弟だなと顔だけ見たらわかる時はありますよね。

だけど顔がまったく一緒なわけでもないし、目の形、ひとつだって全く同じ目をしているわけでもありません。
でも全体的な雰囲気が似ていたり、ポイントポイントはそっくりだったりする。
そういう家族のような形でまとまっている集団だったりします。
だから逆に操作的診断は経験が重要だったりします。

つまり僕らが欧米の方を見たときに、A国とB国の人の見分けがつかないってありますよね。
だから逆に欧米の人がアジア人を見たときに、中国の方と日本人の区別がつかないというのと似ています。それは経験が足りないからです。
僕らはなんとなくわかりますよね。顔はもちろん同じアジアの人だから似ているのですが、何か違う雰囲気というのをわかったりします。
それは経験ということです。

経験がものを言うのだから、さっき益田が言った話は違うじゃないかという感じもしますが、経験といってもある程度年数がたてば経験があるということなので、5、6年あればだいたいそういう家族がわかるという感じです。

・薬
それから薬ですね。どういう薬を使うのかというのももう決まっています。
番付が出ています。こういう薬が有効性が高いということもわかっているので、そういう薬を使うという感じですね。

ではどの薬が有効なのか、どの薬が成績が良くて、どの薬が副作用が多くてダメなのかというのは比較実験しています。
それは何かというと、RCTやメタ解析と呼ばれるものです。
RCT(ランダム化比較試験)とは、Aという薬とBという薬を混ぜて医者も患者さんもわからない状態で配り、何ヶ月か後にどちらを飲んだかを明らかにして治療効果を統計的に判断するというものです。
それを使うと、どちらの人が良くなったかというのがわかるわけです。

ランダムにしないと、操作してしまいます。
なんとなくこの人は人がよさそうだからAにしようとか、この人は治ってほしいからA薬にしようとか、この人は治ってほしくないからBにしようとか。治ってほしくないとは言わないけど何か調子が悪そうだからBにしようとか。そういう風に分けてしまうと、医者がお金をもらったりすると、差が出てしまうので、そういうことがないようにランダムにしているということです。

そうすることで、A薬とB薬の比較が出ますので、今度はBとCを比較します。
そうするとBとCのどちらが良いかもわかります。
そうすると、その差の問題で数学的にガチャガチャと操作してあげれば、ABCのどれが一番有効で、どれが良いのかというのは出ますよね。そういうものです。
そうすると、すべての薬の番付をつけることができるという感じです。

世界中でいろいろな検査をしてメタ解析していますから、上位群というのはだいたい決まっています。

■診断について

ガイドライン通りやれば医療の差は出ないということになります。
と言いつつ、そんなに診断は簡単なんですかというと、まあそんなに簡単ではないですね。
では簡単ではない要素は何かというと、まず通院中に診断が変わることがあります。

経過の中で、実はうつ病だと思っていたものが、途中で躁エピソード、元気になりすぎるみたいなエピソードがあり、躁うつ病に診断が変わる。
うつ病だと思っていたのがよく話を聞いてみると、子どものときからそういう発達の問題があって、この人は発達障害の二次障害だったんだとわかるパターンもあります。
通院中に変わるということはよくあります。
全部わかるわけではないし、本人も気づいてないこともありますから。
症状の変化によって、通院中に変わることもあります。

あと、見分けが困難というのもあります。
適応障害だと思っていたんだけれども、うつを何度も繰り返していて、その人は適応障害ではなくうつ病だった。
適応障害だと思っていたけれど、実は気分のアップダウンがあって躁うつ病だったということはよくあります。
こういうのはそもそも見分けが難しいという問題があります。
「うつ状態」だったら基本的には同じですからね。

あとはそもそも「短い」のです。
診察時間が短いというのもあれば、病気というのは年単位とか、長い期間をかけて変化したりするので、2、3カ月会っただけ、半年会っただけだと、病気の全貌がわからなかったりします。
ですから付き合いが短いからわからないというのもあります。

あとは患者さんが演技をするパターンですね。演技をしたりとか言わないというパターンもあります。
アルコールの依存症があったとしても「お酒は飲んでません」とか言って否認するものもあれば、うつがあったりするのに元気に振る舞う、躁状態なのに抑えておとなしくしている、そういうこともあります。
それは弱みを見せたくないとか、医者の前だから気を張っているというのもあったりします。

それから、境界知能や知的障害の問題が見えにくいことがあります。
普通に喋っていても全然わからないのですが、よくよく聞いてみると、実は高校の勉強でついていけませんでした、ということもあったりします。
特に女性は演技力が高いので本当にわからなかったりします。

また、医者は気づいているけれど言わないパターンというのもあります。
患者さんに言わないことはありますね。
それを言うと失礼かもしれない。
例えば、知的な問題があるとか、発達障害の問題がある、という時に言わない可能性があります。

概要欄続きはこちら(字数制限のため)
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良い精神科医の見分け方、デジタル空間での振る舞いも含めて

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【精神科医がこころの病気を解説するChとは?】
一般の方向けに、わかりやすく、精神科診療に関するアレコレを幅広く解説しています。動画における、精神分析や哲学用語の使用法はあくまで益田独自のものであり、一般的(専門的)な定義とは異っているところもあります。僕がもっとも説明しやすいとたまたま感じる言葉を選んだだけなので、あまり学術的にとらないでいただけると嬉しいです。
   早稲田メンタルクリニック院長 益田裕介

【自己紹介】
益田裕介
防衛医大卒。陸上自衛隊、防衛医大病院、薫風会山田病院などを経て、2018年都内で開業。専門は仕事のうつ、大人の発達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと変人よりの町医者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。
2020年6月5日より断酒継続中。

【参考】
厚労省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神医学テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/detail/3509
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb130991f3fa4

【コメントについて】
・コメントは承認制です
・コメントは益田が目を通していますが、手が回らず、質問にはお答えできません。ご理解よろしくお願いします。
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・他の人への返信も原則禁止です。共感的なもの、相手に役立つものは一部、許可しています。短い時間で判断しているので「どうしてこれがダメなの?」みたいなものもあると思いますが、それはこちらのミスであることも多いです。ご了承ください。

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>>7 こちらの調査票は各項目についてまとめてくれているので非常にわかりやすいです。

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>>7 上記の会話では、★1で、なぜそれを希望するのか、気がかりなのかの背景をしっかり伝えています。

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>>7 「緊急度」がわからなくて困った時の対処法【ケース2】糖尿病の薬をすすめられた。

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コメント

  1. 内科 見つけ方 医師の実績についてはインターネット上で調べやすいので、チェックしてみてくださいね。いい病院選びのポイントどのような医療機器を導入しているかどうか確認しておきましょう

  2. 内科 見つけ方 近くの町医者か、遠くの専門医かQ:家の近くのお医者さんがいいですか? 遠くても総合病院のほうがいいですか?A:これはしばしばされる質問です。

  3. 内科 見つけ方 一般に三次医療とされる大学病院は、高度先進医療をったり難病の治療を行うものとお考え下さい。現在では、大学より更に再分化され高度の専門分野の治療を行う、専門病院が主流になっております。

  4. 内科 見つけ方 たまに、相当以前の病歴からさかのぼって話される方もいらっしゃいますが、現状の問題点に関係することから話すように心がけてください。昔から話し始めると、時間切れとなってしまうため、今困っていることの最近の経過から話し始めるのが良いでしょう

  5. 内科 見つけ方 信頼できる医師びの選び方、腕の悪い医師の避け方気になる症状があるとき、どんな病院・医師を選べばいいのか。

  6. 内科 見つけ方 総合内科という診療科名は聞きなれないかもしれませんが、要するに皆さんが体に変調をきたしたときに最初に会う医者、と考えていただければ結構です。

  7. 内科 見つけ方 5. まとめ病気や命は、情報を知っているか知らないかによって大きく左右されます。